2024/12/09
かっこいい内装を考える|7つ...
2030年以降に新築される住宅の省エネルギー性能の確保を目指すために、政府は「zeh住宅」に向けた政策目標を掲げています。
そのためzeh住宅は、補助金がもらえたり減税措置が施されたりします。
そこで今回は、zeh住宅の魅力を2つのトピックから紹介します。
zeh住宅とは、簡単に言い表すと「省エネ住宅」のことです。
太陽光発電を導入したり断熱性を高めたりして、消費するエネルギーよりも創るエネルギーが大きくなるような住宅です。
zeh住宅の大きな魅力として、高断熱性を持つため、冷暖房の効率が上がり光熱費を抑えられることが挙げられます。
その他にも、減税措置を受けられるメリットがあります。
そこで、ここからは「固定資産税の軽減」について紹介します。
固定資産税には、新築を購入した時に固定資産税が2分の1になる減額措置期間があります。
一般住宅の場合は減税措置期間が3年間に対して、zeh住宅の場合は5年間に延長されるのです。
ただし、減税制度を利用するには、長期優良住宅の認定を満たす必要がある場合がほとんどです。
zeh住宅の場合は要件を満たしていることがほとんどですが、全ての要件を満たすのか必ずチェックしましょう。
1つ目の魅力は、ヒートショックを防げることです。
zeh住宅は高断熱であるため、室内の暖かい空気を保ったまま閉じ込めてくれる特徴があります。
そのため、浴室やトイレに行く時の気温差を小さくし、ヒートショックを起こす恐れを防いでくれます。
2022年10月より、長期優良住宅に認定される省エネの基準は、断熱等性能等級がこれまでが4であったのに対して、5に引き上げられました。
これは、zeh住宅の基準と同じであるため、非常に高い基準であるといえます。
2つ目の魅力は、資産価値が上がる場合があることです。
住宅の資産価値とは、住宅の機能性を評価し、資産として表した価格なのです。
この評価が高いほど、将来的に物件を手放した時に高く売却できます。
zeh住宅の場合は、高い資産価値がつくので、高く売却できる可能性があります。
今回は、zeh住宅の魅力として「固定資産税の軽減」「ヒートショック予防」「資産価値が高くなる可能性」を紹介しました。
長期優良住宅として認定されるためには、いろいろな条件があり、新しく改正されることがあります。
そのため、新築を建てる前に、条件が改正されていないかチェックしておきましょう。
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