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住宅性能・品質に妥協しない家づくり

これからの人生を支え続けるものだけに、住まいには相応の性能、品質が備わっていなければなりません。しかし、昨今、断熱・気密性能だけを追求し、窓などの開口部を極端に小さくした建物が多く見受けられますが、そのような建物が「本当に風土に適した快適で高性能な建物」と呼べるのでしょうか。
また、将来確実に起こると言われている大地震などの災害に対する耐震性能や、人生100年時代と呼ばれる現代において、耐久性能などは、戦後スクラップ&ビルドを繰り返してきた建物と同じ考えてでよいのでしょうか。
岩国で注文住宅を手掛ける工務店「季美の住まい」が重視しているのは、本当に末永く快適に暮らすことができ、資産としての価値を持つ「住宅性能」と「品質」です。

「季美の住まい」が考える“性能の高い家”とは?

高気密・高断熱であること

まず高気密・高断熱、パッシブデザイン、自然素材。この3つの要素は決して対立するものではないと考えています。
日本には四季があり、また南北に長い国土を持つ日本では、沖縄と北海道のように各地で独特の気候風土があります。ただ単純にUA値(外皮平均熱貫流率)を上げるために、出来る限り窓などの開口部を小さくした建物が本当に日本の風土に合った快適な建物なのでしょうか。
もちろん断熱・気密性を高めることは重要です。どんなに自然の力を利用したパッシブデザインであっても、基本の断熱気密性能が低くては意味がありません。冬の寒い日でも南から入る太陽の光と熱を取り込めるデザインと、取り込んだ熱を逃さない断熱・気密性能。夏に強い日差しを遮るデザインと、外気の温度を伝えない断熱・気密性能。春秋の快適な季節では窓を開けた時の通風を考慮したデザイン。夏・冬の窓を閉め切って行う冷暖房時の省エネ性能を左右する断熱・気密性能と、窓を閉めきった生活でも快適な環境をつくり、体に優しい自然素材。このように高気密・高断熱、パッシブデザイン、自然素材という3つの要素は決して対立するものではなく、これらを合わせて使用することにより、より快適な生活空間をつくりだせるものだと考えています。

高気密・高断熱であること

耐震性・耐久性に優れていること

二つ目は耐震性・耐久性に優れていること。地震や台風といった災害でも倒壊しない家、家族と財産を確実に守ってくれる家であることが大切だからです。さらに、そうした健全な状態が何十年と長続きすること=耐久性の確保も家づくりには欠かせないポイントです。「季美の住まい」は高気密・高断熱性能に加え、耐震性・耐久性に優れた家づくりによる高品質な住まいをご提案します。

耐震性・耐久性に優れていること

家族を守るために「耐震等級3」の取得、地震に強い家づくり

全棟で安全とされる耐震等級2の家をしのぐ性能を確保

耐震等級とは文字通り地震への耐久力を等級で表したもの。たとえば、数百年に一度発生する地震(震度6~7)に耐力を示すものは「等級1」とされ、「等級2」はその1.25倍、「等級3」は「等級1」の1.5倍の耐力があることを表しています。 一般に、「等級2」が安全な家の目安ですが、「季美の住まい」はこれをしのぐ「耐震等級3」を全棟で取得しています。

全棟で安全とされる耐震等級2の家をしのぐ性能を確保

本当に重要な「断熱」を考えた家づくり

断熱設計が難しいと言われる理由

住まいの快適性や省エネ性を向上させるには、建物の断熱を強化することが有効です。だからといって、熱の出入りを減らすために開口部(窓)を減らしたり、小さくしたりするのは考え物。周囲の景観を暮らしの中に上手に取り入れることができなくなるからです。もちろん開口部が少なくなれば通風にも影響が出かねません。何より、断熱のためにお客様に対し我慢を強いることがあってはなりません。

住宅設計の難しいところはここにあります。プライバシーを確保するために通りに面した部屋の開口部を小さくするといった工夫は当然ありますが、住宅全体を考えれば理想的な採光・通風環境を確保するために、どうしても窓の面積を大きく、配置を適切にしなければなりません。

断熱設計が難しいと言われる理由

理想とする断熱を可能にする3条件

では、高性能な断熱材を用いれば開口部から逃げる分の熱を相殺できるでしょうか? 実は話はそこまで単純ではありません。どんな家、どんな環境でも100%の性能を発揮してくれる理想的な断熱材は存在しないからです。大事なのは開口部を正しくレイアウトする設計力と、断熱材の性質を熟知してそれを適所に用いるための知見。加えて、断熱材をすき間なく施工する職人の力量も不可欠です。この3つの条件を満たしてこそ、「季美の住まい」が理想とする断熱性能が実現すると言えるでしょう。

理想とする断熱を可能にする3条件

断熱性能を物語るQ値・UA値

断熱性能を表す「Q値」「UA値」と呼ばれる指標をご存じでしょうか? どちらも熱の逃げにくさを示すもので、「Q 値」=熱損失係数は、室内外の温度差が1℃のとき延床面積1㎡あたりに失う熱量のことで、「UA値」=外皮平均熱貫流率は、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。どちらも数字が小さいほど優秀であることを示しています。

なお、断熱性能については国が定める「長期優良住宅」の基準がひとつの目標値となりますが、「季美の住まい」の家はそれをしのいでいます。またUA値については一般のZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅より優秀な値を確保しています。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

Q値(熱損失係数) UA値(外皮平均熱貫流率)
長期優良住宅 2.7 0.87
一般のZEH住宅 0.6
「季美の住まい」の家 0.6以下

「季美の住まい」はZEH普及率50%が目標

エネルギーの自給自足を可能にする「ZEH」(ゼッチ)

ZEH(ゼッチ)=ネット・ゼロ・・エネルギー・ハウスとは、太陽光発電などのシステム(創エネ)と高気密・高断熱性能の建物(省エネ)を組み合わせることで、年間の消費エネルギー収支を実質プラスマイナスゼロにする家のこと。なお、地球温暖化ガスの排出量削減はわが国でも住宅の省エネ対策は最重要課題のひとつとして位置付けられていますが、ZEHとは、一般家庭を対象にした政策です。

エネルギーの自給自足を可能にする「ZEH」(ゼッチ)

ZEH普及への道のり
(ロードマップ)

こうした時代に先駆け、住宅のZEH化に取り組んできた「季美の住まい」では、2025年に着工する新築一戸建て住宅についてZEH化率75%を目指しています。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2025年度
目標 10% 20% 30% 40% 50% 55% 60% 75%
実績 50% 0% 0% 0% 66% 0% 50%

性能は実際に“体感”することでわかります

「季美の住まい」では、多くの方に当社が手がける住まいの快適性を肌で実感していただくため、「体感できる家」を岩国市内、玖珂郡和木町に3棟ご用意しています。高気密・高断熱性能に優れた住まいの心地よさを存分にご堪能ください。設計士が設計を手がけた秀逸な住宅デザイン、プランニングにもご注目いただければ幸いです。

「体験できる家」で高性能・高品質を体感する

性能は実際に“体感”することでわかります