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『電気工事』 S様邸新築工事(岩国市)

現在新築工事中のS様邸ですが、現在大工工事と並行して電気屋さんが入り電気工事を行っています。

電気屋さんと聞くとヤマダ電機やエディオンを想像してしまいがちですが、建物工事の場合は当然違います(*_*)

建築工事の場合、電気工事と言うと電気配線やコンセント、照明などの一般電気工事(強電)と電話配線、LAN配線、インターフォン、アンテナ工事などの電気設備工事(弱電)を指す事がほとんどです。

しかし、この電気工事ですが、しっかりとした事前の打ち合わせが必要です。いや、打合せと言うかしっかりとしたお施主様の考えが大事です。

当然、図面を作成する時に電気設備図を作成します。この図面に一般的には最適だろうと思われる位置にコンセントや照明、照明のスイッチ等の場所が配置されているはずです。でも、それは一般的な例であって、お施主様一人ひとりにとって最適であるか?と言われれば・・・ですよね。

その為、弊社では電気設備図が出来上がれば、まずはお施主様に確認いただき、その図面の家に住んで、どんな家具を置いて、どのような家電を置くのか。その時、今のコンセントの数で足りているのか?電話のジャックの位置はこの場所で大丈夫か?掃除の時は?など、実際に生活している姿を想像していただきます。お施主様一人ひとりの細やかな生活スタイルは、絶対に違っていますからね。

なぜそのような事をお願いするかと言うと、実際に生活してみて、やっぱりここにもコンセントが欲しい!となった場合、大変な事が多いからです。場合によってはせっかく綺麗に出来上がった壁を剥ぎ取って、内部配線を行い、また壁を戻すとなると費用もかさむし、出来栄えも不安になります。

そうならない為にも、電気配線図を見ながら一度その家での様々な生活のシーンを想像する事は、非常に大切になってくると思います。

まあ、この自分達の生活をイメージしたり、シュミレーションしたりする事は、家づくりの様々な場面で役にたつんですけどね。例えばひとつのプランが出来上がった時、実際にそのプランの建物で朝起きてからご飯を食べて仕事に行く。仕事から帰って来た時は、まずこの部屋に行って着替えて・・・そして休日はこの場所で過ごして・・・などなど、実際に住んでいる状況を想像してみると、ただ紙の上に書かれている図面を眺めるより、その図面をより理解しやすくなると思いますよ。

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