2025/07/13
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こんにちは、季美の住まいです。
最近の新築住宅では、子育て世代を中心に「生活動線」や「衛生習慣」を意識した間取りがますます注目されています。特に「玄関クローク(シューズクローク)」と「ただいま手洗い」のセットは、ここ数年で定番になりつつある人気の工夫。
今回は、実際の施工事例も交えながら、なぜこの2つの要素が選ばれているのか、どう暮らしが変わるのかをご紹介します!
靴や傘、ベビーカー、三輪車、アウトドア用品、部活道具…。子育て世帯の玄関は、とにかく物が多くなりがちです。
玄関クロークを設けることで、これらのアイテムをすっきり収納。急な来客でも慌てずに済みますし、「脱ぎっぱなし」「置きっぱなし」が激減します。
最近人気なのは、玄関からクロークまで“土間続き”になっている間取り。ベビーカーや自転車もそのまま押して入れますし、雨具の収納や濡れた靴の置き場としても便利です。
ただし、玄関クロークの出入り口が玄関土間から続く一箇所だけだと、せっかく荷物や靴を玄関クローク内に片づけても、玄関土間に靴を履いて戻らないといけない為、玄関土間に靴が残ってしまいます。その為、玄関クロークには玄関土間からの出入り口の他、廊下や洗面所、クローゼットやパントリーに繋がる出入口を設けましょう。
リビングやキッチンに入る前に、玄関近くで手を洗えるように洗面台を設けるのが「ただいま手洗い」。コロナ禍以降、一気に需要が高まりました。
ただ、それだけではありません。実はこの配置、子どもの「生活習慣」を育てるのにとても効果的なんです。
「おかえり」→「手を洗う」→「荷物を片付ける」→「リビングへ」
という流れが自然と身につくようになります。
最近では、機能性だけでなくデザインにもこだわった洗面台を選ばれる方が多いです。タイル張りの造作洗面や、照明にこだわったミラー付きのタイプなど、おしゃれな“見せる洗面”としても◎
子育てをしていると、「どうしてここに物を置くの!?」とか「手を洗ってって何回言わせるの!」という場面、ありますよね。
でも、それって「子どもが悪い」わけではなく、「そうせざるを得ない動線」になっているケースも少なくありません。
間取りを少し工夫するだけで、子どもも親も自然と“片付けやすく”“清潔を保ちやすい”暮らしに変わっていきます。
弊社で建築させていただいたS様邸では、
玄関→シューズクローク→手洗い→ランドリールーム→ファミリークローゼット→リビング
という回遊動線を実現。
お子さまは毎日、手を洗ってからランドセルや上着をクローゼットにしまい、リビングへ入るという生活がすっかり定着したそうです。
S様いわく、「最初の1週間は声かけしていましたが、今は何も言わなくても子どもが自分から動いてくれます」とのこと。
玄関クロークとただいま手洗い。この2つの工夫は、見た目や収納性だけでなく、「家族の暮らし方」そのものをサポートしてくれる存在です。
これから新築を考える方は、ぜひこのセットを間取り検討の際に取り入れてみてくださいね。ちょっとした工夫で、日々のストレスが驚くほど減りますよ。
モデルハウスの見学やプランのご相談も随時受け付けております。気になる方は、お気軽に季美の住まいまでお問い合わせください!
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