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I字型の平屋のメリットとデメリットをご紹介!

近年、平屋の特徴が注目されていますが、平屋の家づくりを進める時は、暮らしやすさを十分に考えて設計しなくてはなりません。
そこで今回は、シンプルなI字型の平屋のメリットとデメリットをご紹介します。
実際に暮らしてみて不都合が出てこないのか、思っていた暮らしと違いがないかなど、あらゆる側面から検討してみましょう。

□I字型の平屋のメリット

平屋の中でも一番シンプルなI字型の平屋のメリットは、4つあります。
1つ目は、最も工事費用が少ないことです。
L字型やコの字型のように複雑な形にすると、柱や屋根にコストがかかってしまいます。

2つ目は、風通しが良いことです。
間取りがシンプルなため、建物に沿った窓を配置しやすく風通しが良いのです。
住宅の湿気が自然に排出されるため、心地の良い環境で暮らしやすいでしょう。

3つ目は、間取りの自由度が高いことです。
シンプルな形ですので、中心にリビング・ダイニングを構えてそれぞれの部屋を作っていくパターンが一般的です。
中心から部屋を考えられる分、柔軟な間取りの設計が行えるのがI字型の大きな特徴です。
また、リビング・ダイニングが廊下のような役割を持っているため空間を大きく確保できることも特徴です。

4つ目は、家事動線が取りやすいことです。
洗濯スペースやキッチンなどの水回りを隣接させることで、家事がしやすく便利な間取りが作られます。
料理の空き時間に洗濯物を干したり、取り込んだりと移動に手間がかかりにくくスムーズに行えます。

□I字型の平屋のデメリット

ここまでは、I字型の平屋の魅力を紹介しましたが、デメリットも把握しておくことで事前に対策が打てるでしょう。

1つ目は、音が家中に響きやすいことです。
リビング・ダイニングが廊下のような役割をもっているため、音が家中に響きやすくなります。
また、プライベート空間が確保しにくいことがあります。
そのため、寝室やお子さんの勉強スペースをリビングや水回りに近づけすぎないようにする必要があります。

2つ目は、日当たりが悪くなる場合があることです。
特に敷地が南北に長い土地にI 字型の平屋を建ててしまうと、北側に設置された部屋の日当たりは当然悪くなってしまいます。
その為、天窓を設置したり、中庭を導入したりと採光を取る対策が必要になります。

□まとめ

今回は、I字型の平屋のメリットとデメリットをご紹介しました。
シンプルな形状のため、間取りの自由度が高いですが、その分デメリットもあることを把握していただけたでしょうか。
デメリットの対策として、プライベート空間を作るために壁を多く取り入れるとメリットである風通しが悪くなってしまいます。
平屋のメリットを活かしながら、間取りを考えたいという方はお気軽に当社までご相談ください。

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