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ヒートショックとは何か?ヒートショック対策を考えた家づくりを紹介!

皆さんは、ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか。
ヒートショックが起きる可能性を見越して、あらかじめ対処しておくことが必要です。
マイホームを建てよう、リフォームをしようとご検討中の方は、ヒートショックや、その対処法について確認しておきましょう。

□ヒートショックについてご紹介します!

ヒートショックとは、室内ごとの温度の差異により、人の身体へ負担がかかることです。
暖かいリビングやダイニングと、寒い浴室やトイレや廊下を行き来するときに、身体への影響があります。
例えば、血圧が急変する可能性があります。
そのため、室内全体の温度の差を縮小させるための工夫をしましょう。

□ヒートショック対策を考えた家づくりについてご紹介します!

長い間住む家は、できる限り人の身体に優しい場所にしたいですよね。
ヒートショックを避けるためにはどうすれば良いのでしょうか。
その対処法を2つご紹介します。

*断熱性を高める家づくりとは?

対処法の1つ目は、断熱性を高めることです。
断熱とは、外気温度の変化を室内に伝えにくくすることです。
つまり、冷暖房が効きやすいため、室内の温度を安定させやすくなります。
新築住宅を建てる際に、断熱材を導入したり、断熱対応の窓を採り入れたりしてみることをおすすめします。

*暖房設備を整える家づくりとは?

対処法の2つ目は、暖房設備を整えることです。
特にリフォームの場合、断熱性能を向上させようとすると、壁や床を解体して新しい断熱材を入れる等の大掛かりな工事となる為、暖房設備を整える方が比較的簡単に工事を行う事が出来ます。

ヒートショックは、浴室や脱衣所、トイレで起きやすいため、重点的に暖房設備を導入しましょう。
上記の場所やリビングについて、場所ごとの対策をご紹介します。

まずは、浴室や脱衣所についてです。
衣服を着脱するときは、身体に温度変化が起きやすいため、特に注意が必要です。
脱衣所に暖房設備を設置したり、浴室の天井に浴室暖房を設置したりしましょう。

次は、トイレについてです。
冬場のトイレはよく冷えますよね。
そのため、冷たい便座を温める機能のあるトイレを設置したり、持ち運び型ヒーターを使えるようトイレにコンセントを設置したりしましょう。

そして、リビングについてです。
他の場所と比較してリビングは広いため、効率の良い暖房設備を整えましょう。

現在、もっとも効率の良い暖房設備はエアコンです。
ただし効率の良いエアコンを利用しても断熱性能自体が低ければ温度のムラが発生し、頭や上半身は暖かいのに、足元は冷たいなどの問題が発生しますので、壁や床の断熱性能、窓の断熱性能など総合的な断熱性能もしっかりと検討しましょう。

□まとめ

この記事では、ヒートショックや、その対処法についてご紹介しました。
人の身体への負担が大きいヒートショックには、断熱性があり、暖房設備の整った家づくりをする必要があります。
ヒートショックは特に、浴室や脱衣所、トイレで起きやすいため、重点的に設備を整えましょう。

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