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本当に使いやすい玄関、シューズクロークがあるだけじゃダメ?

本当に使いやすい玄関、シューズクロークがあるだけじゃダメ?

近年の注文住宅やリノベーションでは、「シューズクローク付き玄関」が当たり前のように採用されています。
確かに、靴やアウトドア用品、ベビーカーまで収納できるシューズクロークはとても便利な空間です。

しかし実際の住まいづくりの現場では、
「シューズクロークはあるけれど、玄関が使いにくい」
「結局、玄関が散らかってしまう」
という声も少なくありません。

本当に使いやすい玄関とは、単にシューズクロークが“あるかどうか”ではなく、“どう使えるか”まで考えられている玄関です。
今回は、後悔しない玄関づくりのポイントを解説します。


シューズクロークがあっても失敗する玄関とは?

まず、よくある失敗例から見てみましょう。

① 収納量はあるが、動線が悪い

玄関を入ってすぐ横にシューズクロークがあるものの、
・扉の開閉が邪魔
・家族が同時に使えない
・靴を履いたまま奥まで行きづらい

といったケースです。
収納量だけを重視すると、「使う動き」がおろそかになりがちです。

② 何を収納するか決まっていない

「とりあえず広めに作ったシューズクローク」は要注意です。
収納する物が明確でないと、
・何でも突っ込む
・奥の物が取り出せない
・結局玄関に物が溢れる

という状態になりやすくなります。

③ 生活スタイルと合っていない

共働き・子育て世代・趣味が多いご家庭など、
暮らし方によって玄関の使い方は大きく変わります。

例えば、
・ベビーカーを毎日使う
・自転車やアウトドア用品が多い
・仕事用とプライベート用の靴が多い

こうした点を考慮しないと、**「あるのに使いにくい玄関」**になってしまいます。


本当に使いやすい玄関の3つのポイント

① 「動線」を最優先に考える

使いやすい玄関の基本は動線です。

・帰宅 → 靴を脱ぐ → 収納する
・外出 → 靴を出す → 履く

この一連の流れが無理なくスムーズにできるかが重要です。

おすすめなのは、
玄関 → シューズクローク → 室内
と通り抜けられる「ウォークスルー型」。

ただし、家族構成や敷地条件によっては合わない場合もあるため、
必ず生活シーンを想定した上で計画しましょう。


② 「何を置くか」を具体的に決める

設計段階で、以下のように具体的に書き出すことが大切です。

・普段履く靴(何足)
・長靴・ブーツ
・傘
・ベビーカー
・アウトドア用品
・防災用品

これを整理することで、
・可動棚がいいのか
・土間収納が必要か
・高さがどれくらい必要か

が明確になり、無駄のない玄関収納になります。


③ 玄関は「収納」+「居心地」

玄関は収納スペースであると同時に、
**家族を迎え、来客を迎える“家の顔”**です。

使いやすい玄関には、
・ちょっと腰掛けられるベンチ
・荷物を一時置きできるカウンター
・明るく清潔感のある照明

といった工夫も効果的です。

収納ばかりを重視しすぎると、
「暗い・狭い・味気ない玄関」になってしまうため注意しましょう。


シューズクロークは“目的”ではなく“手段”

シューズクロークはとても優れた収納ですが、
それ自体が目的になってしまうと失敗します。

大切なのは、
・自分たちの暮らしに合っているか
・毎日の動きがラクになるか
・将来の変化にも対応できるか

という視点です。

「とりあえず付ける」のではなく、
“どう使うか”まで考えた玄関計画こそが、
本当に使いやすい玄関につながります。


まとめ|玄関づくりは暮らしづくり

玄関は、家の中で最も使用頻度が高い場所の一つです。
だからこそ、
・収納量
・動線
・居心地

この3つをバランスよく考えることが重要です。

シューズクロークがあるかどうかではなく、
**「毎日ストレスなく使えるか」**を基準に、
ぜひ玄関づくりを考えてみてください。

私たちは、暮らし方を丁寧にヒアリングした上で、
ご家族に本当に合った玄関・収納計画をご提案しています。
玄関で後悔しない家づくりを、一緒に考えてみませんか。

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