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「安さ」だけで選ぶと損をする!? リフォーム見積もりの落とし穴

「安さ」だけで選ぶと損をする!? リフォーム見積もりの落とし穴

リフォームを検討する際、まず気になるのが「費用」。当然ながら、予算はとても大切な要素です。ですが、見積もりの金額だけでリフォーム会社を選んでしまうと、後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。特にキッチンやユニットバスなどの高額設備の交換では、事前の確認不足が失敗に直結するケースもあります。今回は、見積もりを見る際のポイントと、見落としがちな注意点について解説します。

①金額が安い=お得、とは限らない

複数社から見積もりを取る「相見積もり」は、適正価格を知るうえでも有効です。しかし、その際に「一番安いところにしよう」と決めてしまうのは、ちょっと危険。なぜなら、見積もりの内容には各社で差があるからです。

たとえば、使用する材料のグレードが違う、工期に無理がある、人件費が極端に安く設定されている、アフターサービスが含まれていない…など、安い理由には必ず“カラクリ”があります。トータルで考えると、初期費用が安くても後からメンテナンス費や追加費用がかかることも珍しくありません。

②ショールームで「実物確認」が必須な理由

特に注意したいのが、キッチンやユニットバス、トイレといった住宅設備の交換リフォームです。これらは高額なうえ、生活の快適さを大きく左右する重要な部分。にもかかわらず、カタログやWebサイトの写真だけを見て決めてしまう方が少なくありません。

しかし、実際にショールームで実物を見てみると、「思ったより色が違う」「収納の高さが使いにくそう」「扉の開閉音が安っぽい」といった発見が必ずあります。カタログでは分からない“使い心地”や“質感”を体感できるのがショールームの大きなメリットです。

また、ショールームではメーカー担当者から直接説明を受けられることも多く、リフォーム会社ではわからなかった情報を得られることも。結果的に、納得感のある選択ができ、後悔のない設備選びにつながります。

③「どこまで含まれているか」を確認しよう

見積もりを見る際には、「その金額にどこまで含まれているのか」を必ずチェックしましょう。以下の点は特に注意が必要です。

  • 解体・撤去費用が含まれているか

  • 処分費が別途必要ではないか

  • 電気・水道工事費は別計上か

  • メーカーの設備本体価格以外に、設置費・部材費があるか

  • 工事後の清掃や点検が含まれているか

一見すると安く見える見積もりも、細かく見ていくとオプション扱いの費用が多く、結果的に高くつくこともあります。

④アフターサービス・保証も大切な判断材料

「安くリフォームできた」と思っても、半年後に不具合が出て修理費が発生した…というケースもあります。リフォームは“施工して終わり”ではなく、“住んでからが本番”。だからこそ、アフターサービスの内容や保証期間も、しっかり比較することが大切です。

リフォーム会社によっては、独自の長期保証や定期点検を行っているところもあります。初期費用がやや高くても、長期的に見れば安心とコストメリットを得られる可能性もあるのです。

まとめ:価格だけでなく「中身」で判断を

リフォームは、暮らしをより良くするための大切な投資です。安さに惹かれる気持ちはわかりますが、「価格」だけで判断してしまうと、使いにくい設備や満足度の低い仕上がりになってしまうことも。

キッチンやユニットバスなどの高額設備は、必ずショールームで実物を確認し、自分の目と手で確かめること。そして、見積もりの内容をじっくり比較し、「本当に価値あるリフォーム」を実現しましょう。

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